唾液の作用

口の乾燥が乾燥すると、口の中の環境を悪くするおそれがあります。口の中を潤わせる役割があるのが唾液です。唾液が分泌される理由は、唾液が口の中だけでなく、体全体の健康を維持するために欠かせないものであるからです。

唾液にはさまざまな役割があり、その一つが口の中を洗浄することです。食べ物のカスや細菌などを唾液が洗い流して清潔に保ってくれるそうです。また歯科医師によると、唾液には抗菌作用がある成分が多く含まれるているため、むし歯菌や歯周病菌が増えるのを抑制する働きもあるといいます。さらに、口の中を中性に保つ作用も。食事をすると口の中が酸性に傾くことがありますが、十分な唾液があれば口の中を中性に戻して歯が溶けるのを防いでくれます。これらだけでなく、唾液は自然な歯の修復(再石灰化)にも必要だと考えられています。

実際、薬で唾液が出にくい状態にした人たちと、そうでない人たちにしばらくの間歯みがきをやめてもらい、歯垢の量を測ったら唾液の分泌量の少ない人たちの方が歯垢の量が多かったという結果が出たそうです。したがって、正常に唾液を出せる身体づくりは健康のために非常に重要であるといえるでしょう。それにあたり、大事なのはよく噛んで食べることです。噛むことによって口の中の唾液腺を刺激し、唾液を分泌しやすくするのです。また、顔の筋肉の動きも唾液腺を刺激するそうです。笑うなどの行動が効果的だといいます。逆に、ストレスは唾液の分泌を少なくするという悪影響があるそうなので、ストレスをためないことも重要だと思います。